風俗でDT卒業した話 〜前編〜

 

この話の端書きをどう書こうか。

正直この話は今まで人に話すには取るに足らないものだと思ってたし、現に今もそう思ってる。それでもこの話をすることで話を知ってる人や知らない人、それに自分自身に対しても役立つと信じて書こうと思う。

 

じゃあ話を始めようか。あれは今から2年前の2017年の1月下旬のこと。ちょうどその上旬に成人式を終えてぼくは形式的な「大人」としての仲間入りを果たしたんだ。そしてその通過儀礼を終えてから、ぼくはものすごい焦燥感に刈られたんだ...

 

「俺、まだDTじゃん.....」

(DTが何かわからない人は「DT みうらじゅん」で検索してくれ!!)

 

そもそもDTどころか生まれてこのかた彼女もおらず、カラダを張って「年齢=彼女いない歴」という不名誉な方程式を成立させていたんだ(そのせいか彼女という存在は自分にとって一種のフィクションだった)。

 

大学に入るまでに女子に5回以上告白してフラれてきたし、大学に入ってから一度だけ激情の中同級生とロマンチックな夜を過ごしながらもお互いにギクシャクした感じで終わってしまった。そして1月も終わりに差し掛かったある日の午前11時頃、つのっていた焦燥感が一気に爆発してしまった。

 

「DT卒業したいっっっっっっっっっっ!!!」

 

その強い思いに引っ張られるやいなや、いとこがおすすめしてくれた別府の風俗店の住所をネットで調べ原付のエンジンをオンにするまで30分もかからなかった。

善は急げ、正義はジャスティス!! (意味不明)

 

「今から卒業、今から卒業、今から...」

ありあまる性欲による興奮と今から卒業できる喜び、それに風俗に行くという緊張感という3つの気持ちを抱えながら、山の上の大学寮から別府の街へ原付のカブのエンジン音が響くのだった...

 

つづく...

 

 

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