ディズニーの描くフェミニズム〜女性らしさから自分らしさへ〜

 

先日にディズニー映画「トイストーリー4」を見ました。
前作の「トイストーリー3」が圧巻のグランドフィナーレだったので今回は蛇足かと思っていましたが、「おいおいそうきたか...」と見事に予想を裏切られました。

今回の作品を見て率直に思ったのは、「ディズニー作品はフェミニズムが進んでいるな」ということでした。どういうことかというと、ディズニー作品でのヒロインは「自立心の強い勇敢な女性」として描かれることが多くなったということです。

「白雪姫」や「美女と野獣」、「眠れる森の美女」などの一昔前のディズニー作品での女性(ディズニープリンセス)は「誰かに守られる存在」として描かれ、「白馬の王子様と結婚して幸せに暮らす」のがゴールでしたが、現代の女性キャラは「自分の道は自分で決めて進んで行く」と同時に、「結婚は一つの人生のあり方であって女性としてのゴールではない」というスタンスで描かれています。(「アナと雪の女王」のエルサや「ポカホンタス」のポカホンタスは最終的に結婚しなかった)。

歴代のディズニー57作品で、フェミニズムが初めて如実に表れたのが1998年の「ムーラン」で、当時のアメリカでは「第3波フェミニズム」という運動が起きていました。そこから、「塔の上のラプンツェル」や「メリダとおそろしの森」、「アナと雪の女王」などにプリンセスとフェミニズムが融合されるようになりました。

子供達は周りの環境だけでなくアニメや絵本などから刺激を受けながら成長します。
「女性らしく生きる」スタイルから「自分らしく生きる」スタイルに変化したディズニーのヒロイン像は、「力強く自由に生きて欲しい」という子供達、特に女子へのメッセージであり、これからを生き抜くためのディズニーからの「プレゼント」なのかもしれません。

ではでは。

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