すうしぃの日常

大分生まれ大分育ちで大分在住、21歳の若造。別府市のAPUに通いながら、人生の大海原を絶賛迷走中。

父親から知障と言われた話 前編

 

小学3年の年末。
家族で親の知り合いの家に遊びに行った日。
僕ら兄妹は2階で知り合いの子供と遊んだ後、
1階のリビングに下りてソファーで
寝ころがっていた時、会話が聞こえた。
親の知り合いと、父親の会話。


知り合いのゆうさんが言った。
「すうしぃ、最近どう?」


その後、父親は言った。
「あいつは知障や」


知障。知的障害の略。
父親からの言葉。

その言葉を聞いた時、世界が消えた。
その日から、自分の中の何かが壊れた。

学校に行けば、気にくわないやつを見つけては
ボコボコにするようになった。
「弱いものいじめ」。
空手をやってたから、余計ひどかったと思う。
教員にも反抗した。
誰一人信じられなかった。


中学に入って、
柔道部の知り合いと話した時に言われた。
「俺、昔すうしぃにムカつくって言われて
腹に膝蹴り喰らったんやけど」

ごめん。全然覚えてないんだ。

小学5年になってから、こんなことはもうしたくない
と思い人に手を出すことは大きく減った。

 

父親に対する怨念を抱えて、高校生になった。
1年の秋、僕は父親に言った。

「小学3年生の頃ゆうさんの家に行った時、
すうしぃは『ちしょう』って影で言ったのに、
すごく傷ついた。謝ってほしい。」


すると父親は、
「人間は記憶を勝手に作り変える。
覚えてないし、謝らない。」

 

あ゛や゛ま゛れ゛ーーーーー!!!!!!!!!!!

 

あ゛や゛ま゛れ゛よ゛ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!

 

大声で泣き叫んだ。
人生であんなに泣き狂ったことはなかった。
近所中にもひびいた。
そばにあったゴミ箱を蹴飛ばした。

 

つづく。